メンタル・コーチングのメカニズムやアドラー心理学や著者の経験から得た「相手を変える習慣力」の秘訣をご紹介した本です。

■この本から学んだこと

自分が変わる
それによって相手の潜在意識に影響を与える事ができる。→相手が変わる。

相手を変える方法
「自分が優秀」でないといけない(=相手から尊敬されるような人間)という考えは捨てたほうが良い。

相手を変えるための外発的モチベーションは一時的に過ぎない。
例:給料を上げる。
いずれその給料が当たり前になってしまい、モチベーションは上がらない。

相手を変えるためにはモチベーションを下げるような行為を繰り返さないこと
例:ダメ出し、できてないことだけの指摘(=できていることを見てもらえてないと感じる)

あらゆる悩みは人間関係によるもの

幸福の3原則
・自己受容:あることができてない自分がいても「これでいいんだ」とまずはできていないありのままの自分を受け入れること。
・他社信頼:お互いを信頼し合っている関係は幸福度が高い。他者信頼をすることで自分の居場所(=所属感)を感じることが出来て幸せを感じる。
・貢献感:人から「ありがとう」と言われたときに誰かに自分が貢献できたという幸福感は最高レベルの幸福感である。

相手を変えるためには良好な人間関係が必要
それには「ヨコの関係」が必要。相手を変えたいのならば変えようとせずまずは相手を受け入れることが大切。まず相手を認め、心から受け入れることが必要。たとえ相手が上手く言っていない状態でも相手の可能性やその人自体の存在や価値を認めることが重要。
例:資格試験に何年もチャレンジしていて今年もダメだったときに今回はダメだったけどまだ可能性はある大丈夫と相手の可能性を認めてあげることが大切。このように相手の可能性を信じ、声かけしてあげることを繰り返していくと人は勇気がつき、潜在能力を発揮しやすくなる。人は自分を承認してくれて、勇気付けてくれる人に対して心を開き、その人の言葉をしっかりと受け入れます。

「褒める」は外発的モチベーションになる。
同じ褒め方ではいずれ刺激にならなくなってしまう。褒めすぎると褒められないときに自己否定が始まってしまう。

「褒める」場合は結果よりもプロセスを褒めるほうが良い。

自分自身を承認できる人ほど相手を認め・受け入れることができる。
自分自身を承認出来ない人が割と多い。自分の欠点やできないことばかりに目がいきがちであるからである。現在の自分の欠点やできないことは後で変えることができるという考えを持つことが大切。
何かに失敗しても「失敗したことで失敗するやり方が新たにわかった」「次回行う際に失敗する選択肢を選ばなくて済む」と物事をポジティブにとらえたりすると自分自身を承認できる。自分のいいところに目を行くようにすると不安や恐れを感じる動きが鎮められ本来の力を発揮しやすくなる。

失敗したときに「なぜ、なぜ、なぜ・」と失敗の原因を追求しすぎると勇気がくじかれる。
そんなときは「どうしたらできるのか」と考える癖をつけるといい。

ポジティブな独り言
「できる、大丈夫、自分は最高だ、自分には力がある」積極的に口ずさみ自分を承認しよう。

世の中のリーダーができていないこと「自分をさらけだすこと」弱いところや出来ないところを積極的にさらけ出すことによって相手の潜在意識は安心し、伝えたいことが受け入れてもらいやすくなる。

子育てについて
勉強しない子に勉強しなさい!と叱る親。自分は小さいころ勉強しなかったから自分の子供には勉強していい大学に・・・このように子供が親のリベンジ道具になってしまうことがしばしばある。無理やり勉強させても「勉強=苦」となってしまい継続しない。こんな時は「自分は将来どうなりたいか?」を聞き、そのためには何が必要かを子ども自身に考えさせ、あなたには将来〜なれる可能性に満ち溢れているんだよ!と子供を承認し、勇気づけをさせて最後どうするかは子供自身に判断させるようにする。そして本当にやりたいことならば親は全力で応援するよ!という安心感を与えてあげることが大切。

モデリング
例:自分をメッシだと思ってメッシだったらどうするかということを常に意識し
行動を真似るようにしていくといずれ本当にメッシのようなプレーができるようになる。

■この本を読んだ感想
まずはありのまま自分自身を認め、相手を変えようとせず、ありのままの相手を受け入れ、相手が可能性に満ちあふれていることを伝える。そうすることで相手は安心し、心を開き、こちらの言葉を受け入れてくれ、「変わる」ものだということがわかりました。