「とりあえずこれだけを知っていれば、かなりのところまで考えることができるよね」と思えるよう、著者のちきりんさんが学んできた方法論をまとめた本です。

■この本から学んだこと
世の中の事象には、なんであれ良い面と悪い面があります。結論は各人が思う
ところをひとつ選ぶわけですが、情報を見て考えられることをすべて列挙せよと
言われたら良い面と悪い面の両方が出てくるのが、「知識にだまされない純粋
な思考」の結果です。

私達が何かを決めるときは「情報」とは別に「意思決定のプロセス」が必要。
例:ある洋服を買おうと思ったけれど価格を見て買うのをやめたとしましょう。
その意思決定ができるのは「その洋服の価格」という情報を集めたからではなく、「この質、このタイプの服に関しては、1万円以下でないと私は買わない」という意思決定プロセスを自分の中にもっているからです。

意思決定プロセスは情報収集を始める前に考えるべきことです。
理由:意思決定プロセスが明確になればそれに合わせて必要な情報を集めれば良いから。

「考えた」=あるインプットをもとになんらかの結論を出すこと。

何かの情報」を見たらまず考えるべきことは「なぜ?」「だからなんなの?」
この2つを考えよう。
「なぜ?」:数字の背景を探る問いです。数字は何かの現象や活動の結果なのですべての数字には理由があります。 例「なぜ売上が上がっているのか」
「だからなんなの?」:「過去の結果がこの数字につながっているのなら次はどんなことが起こるのか?、それに対して自分はどうすべきなのか?」 とデータの先を考える問いです。

■この本を読んだ感想
意思決定プロセスを先に決めてから情報収集をすることは非常に効率が良いことだと感じました。日々の仕事を効率的に進める上で取り込んでいきたいと思います。情報を見たら「なぜそうなったのか、今後はどうなるのか」を意識して考えるようにして考える力を身につけていきたいと思います。