PAK75_englishchirabaru20141206204205_TP_V


■この本の概要

長年現場の第一線で、何万人という子ども達を見てきた中から導き出した、本当に子どもが英語を身に付けることができ、実際に多くの子ども達が喜んで学び、効果があったと思えるものの中から、ご家庭でも簡単にできる方法ばかりをまとめた本です。

■この本から学んこと                                      
幼児期から英語を学んでも日本語に影響はない。                                                    
30年以上に亘る英語教育の経験の中で、小さいうちから英語を学んだために、日本語が不自由になったという話は一度も聞いたことがありません。
 

子どものうちからの英語学習を勧める訳
聞き取り(耳の訓練)と発音(口の動き)で、圧倒的な効果が出るから。幅広い音を聞き取ることができる幼児期に、できるだけ英語を聞かせて、日本語とは違う周波数の音を聞き取る訓練をすること。英語を発音するときの口の動きをしっかり覚えさせておくことが、早期英語学習の効果を考える上でとても重要になってくるのです。
 

英語学習の効果だけを取り上げるなら、0歳から始めた方がいい。                     
おなかの赤ちゃんは外界の音はほとんど聞こえていないがお母さんの声だけは聞こえている。お母さんが積極的に英語を話すと赤ちゃんに聞こえる。
 

国際バカロレアとは                              
 
国際バカロレアとは教育プログラムで素晴らしいと思うところは、学力だけを重視するのではなく、人間力を育むための幅広い教養と知識を身に付けることを求めていること。国際バカロレアは、日本でもインターナショナルスクールやバイリンガル教育に力を注いでいる私立校などで導入が始まっている。
 

2か国語以上を習得した人は神経系統が微妙に変化することで脳の力が増し、複数の作業を同時に行ったり、物事の優先順位付けをする能力が高まり、加齢による衰えにも強くなる。                            
バイリンガルは問題解決能力が高い、自由な発想力、他者に共感する能力に優れている。また2か国語以上を話せる能力は記憶力の保護にも役立っている。話せる言語が多い人ほど記憶力がよい。
 

わが子をバイリンガルにする方法       

○第一歩目                                                      
インプットから始めることになります。CDなどを利用して、1日30分くらい英語を聞いていけば、大体2~4か月で、英語の歌を歌ったり、片言の英語くらいは口から出るようになるでしょう。基本的には、半年から1年くらいはインプットの期間だと思って取組む。
 

毎日1時間の英語学習を5~6年、レベルアップしながら続ける。                     
中学生になる頃には、日常会話には困らないでしょうし、読み書きもネイティブの発音も幼稚園~小学校低学年児くらいまでにはできるようになって、学校での英語学習がグッと楽になるでしょう。その後は、どんどん洋画を見たり、英字新聞や洋書を読んだりしていけば、18歳になる頃には、アメリカの大学に行くという選択肢や、仕事にも支障のない程度のバイリンガルになっているでしょう。とにかく英語を聞かせる、ただそれだけです。英語放送やCDのかけ流しから始めましょう。
                                              

子ども向けの英語の歌のCD           
「Wee Sing: Children's Songs and Fingerplays 」73曲収録されていて歌詞本もついています。楽譜が書かれた歌もある。

子ども向け会話教材のCD                   
お手持ちの教材があれば、なんでもOK

ご両親が好きな洋楽のCD                   
洋楽や映画の主題歌など何でも大丈夫ですが、できればあまり早口でなく、英語が聞き取りやすいものがベター    

ご両親が昔やった大人用英語教材のCD
聞き流すようなものでも、会話形式になっているものでも、押し入れの肥やしになっているなら、この際活用する。

テレビなどの英語放送                          
テレビのBS放送では、英語ニュースをやっています。かけ流し目的の時は、画面を見る必要はありません。本当に流しておくだけで構いません。むしろ子どもに「聞きなさい!」と強制したり、CDプレーヤーを持って子どもを追いかけたりしては絶対にダメ。最初の1、2か月はあまり変化を感じることができないかもしれませんが、子どもはきちんと英語を吸収している。英語の聞き流しは、英語力をつけた後でも、忘れないために続けましょう。
 

第2歩目                                                    
1、2か月程度の英語のかけ流しで、英語の世界の扉が開けたら、今度は、英語のDVDやテレビをできればご両親も一緒に楽しむ。                                           
まずは、レッスン用に作られたものから始めるのが無難。

ステップ1                                              
最初に見せるなら「えいごであそぼ」のようなテレビ番組 や色や数字、アルファベットや形、果物や動物といった基本的なものが学べるDVDなどの英語教材 、短くて単純なストーリーで構成されているDVD、子ども向け英語サイト 、You Tube の英語レッスンや歌。

ステップ2                                              
少し慣れてきたら 子ども達がよく知っている童話名作集など短めのDVDや日本昔話のDVDを見る。

ステップ3                                              
英語DVDを喜んでみるようになったら長い映画にトライ。英語のアニメーション映画 や子どもも楽しめる英語の映画  DVDやテレビを見る時は、「英語を聞かせなきゃ」とか「覚えさせなきゃ」などと考えて黙々と見るのではなく、笑ったり、「うわぁ」などと声を出しながら楽しむ。
 

○第3歩目                                                
 半年程度経ち、英語を聞くことに慣れてきたら、今度は絵本の読み聞かせで文字にも触れてみる。絵本はインプットにもアウトプットにも有効な教材です。英語が得意なら自分達で読んであげる。両親とも英語が苦手な場合は、ネイティブスピーカーが吹き込んだCD付きの絵本を利用する。                                  
<絵本探しの参考になるサイト> 
SweetHeart お薦め英語絵本
http://www.sweetnet.com/picturebook.htm たくさんの英語絵本が、とても見やすく、また説明も丁寧に書かれています。アマゾンのページにリンクされていて、すぐに購入できるのも便利です。        
多聴多読絵本『多聴多読ステーション』内)   
http://www.kikuyomu.com/ehon/index.ph

英語のDVDやテレビや絵本で覚えることと同時にできることは、英語のポスターや単語カードをお部屋に貼る。          
ポスターはアメリカ製のカラフルなものが、大きな書店などで500~800円で売っている。単語が書いてあって、絵や写真で意味が分かるようになってる。単語カードは、テーブルに「table」 、椅子に「chair」などと書いた紙を貼って覚えるという、受験生などがよくやるような方法です。文字を覚えるにはいい方法
 

第4歩目                                                 
ある程度インプットができて、子どもがあいさつや英語の歌を口ずさんだり、覚えた単語などを嬉しそうに口にするようになってきたら、今度はどんどんアウトプットさせる。                                      
 
子どもにとって、インプットでもアウトプットでも、一番効果なのはやはり歌   You Tubeなどで音楽を流しながら子どもと一緒に遊んで歌う。
 

絵本を声に出して読むときは途中でつっかえた時だけ教えてあげる。                  
決して先に教えてしまわないようにする。また、ポツリポツリゆっくりであったり、発音がおかしいと思っても、せかしたり注意したりしない。とにかく声に出して日本語とは違う口の動きを覚えさせることが大切。時間がかかっても手助けをしながらでも、読み終えた時は「読めたね! すごい!」「できたね!」などと褒めてあげる。

 

勉強のように生真面目にやるより、ゲームでもしているような感じで楽しくやる方がいい。                        子どもは「楽しい!」と思えば集中します。また、子どもは競争が好きですから、リピートする時に「どっちが上手に言えるかな」と競争をもちかけて、親がわざと下手くそにリピートしたり、間違えてみる。
 

覚えた単語やセンテンスは積極的に普段の生活で使用していくと覚えていく。
 

○第5歩目                                                 
遊び心いっぱいの欧米のワークブックを使ってみる。始める時は、子どもの年齢に関係なく、レベルが一番下(3~5歳児対象)の Preschool から始める。子どもは難しいと思うと意欲をなくします。まずは簡単なところから始めて自信をつけさせましょう。  Preschool が終わったらが5、6歳児対象の Kindergarten、その次が小学生対象の first grade(1年生)、second grade(2年生)と続く。
 

英語が初めての日本人の幼児にはSchoolZone社のワークブックがオススメ            
Scholastic 社のものは、文章が多く、少し難易度が高くなります。
 

お金をかけずに英語を学ぶのなら、何と言ってもお勧めは You Tube を利用する。
お勧めするのは英語の歌です。歌は覚えやすいし楽しいので、子どもの英語教育にはうってつけ。また、子どもは聞いたままを覚えて歌えますが、歌の歌詞を知りたいご両親には、次のサイトが役に立つかもしれません。 好きな歌を選んで子どもと一緒に覚えて歌ってみましょう。  
〈歌探しの参考になるサイト〉       
『世界の民謡、童謡worldfolksong.com(ワールドフォークソング) 』の「子供と一緒にキッズソング」 http://www.worldfolksong.com/kids/index.html 

『子供と楽しく歌おう! YouTube ~子供向け英語の歌のまとめ~』   http://matome.naver.jp/odai/2133430165856235801 

『子供と歌える英語の童謡 歌詞の和訳』       
http://kidssongs.blog.fc2.com/           
上記3つどれも You Tube の動画が添付されている。
 

You Tube をダウンロードしてテレビで見る方

必要なもの          
chromecast(クロームキャスト):5000円前後でアマゾンや大手電器店で購入可能 。HDMIに対応しているテレビ(HDTV)、電源コンセント、またはHDMI対応テレビのUSBポート 、安全な無線ネットワーク、スマートフォン接続方法については『できるネット iPhoneでChromecastの初期設定をする方法』(http://dekiru.net/article/4520/)が参考になる。また、クロームキャストの使い方を説明した You Tube も参考にしてください。なお、地域によって利用できない場合もあるとのことですので、購入時に確かめること。
 

正確でない発音を聞かせるデメリットよりも、親がどんどん英語を口に出すことのメリット方が大きいので気にしない。

その他のアウトプットする方法              
マッチングゲーム
                                   
トランプ程度の大きさ(もっと大きくても可)の紙に同じ単語を2枚ずつ書いていきます。単語のジャンルはすでに学習したものから選んでください。dog と書いた紙を2枚、cat と書いた紙を2枚という風に。 裏返した時に文字が透けて見えない紙にしてください。このカードも子どもと一緒にそれぞれ1枚ずつ書きましょう。何セットでも構いません。 出来上がったら、裏返して、神経衰弱の要領で順番に2枚ずつめくります。 ポイントは、めくった時に現れた単語を必ず声に出して読むこと。2枚同じカードをめくったらそのカードが取れます。これで単語を書く、読む、話す、聞くの4つが同時に学べます。
 

ジェスチャーゲーム                                
親子で、お互いにジェスチャーをして、相手のジェスチャーが何を意味しているかを当てっこします。動物やアクション、感情などのジャンルが面白いです。ジェスチャーの回答は、できればセンテンスで、"You are ~."(あなたは~)または、"I am ~"(私は~)で答える。
 

ゲッシングゲーム                                    
ある程度英語が理解できるようになったら、言葉でヒントを与えて何のことを言っているのか当てるゲームをしてみる。例えば、"It's yellow."(黄色いもの)"It's sour."(すっぱいもの)"It's a fruit."(果物)がヒント。答えは"It's a lemon!"
 

ボードゲーム                                           
日本のすごろくの英語版。簡単なのは、紙に升目を書いて、その中に単語を書いていくだけ。最初を Start、最後を Goal にすればいいのです。  絵が得意な方は、ボードを楽しくアレンジして描いてくださいね。これも、子どもと一緒に絵を描いたりしても楽しいと思います。  遊び方は、サイコロを振って出た数だけ進みます。その時、書かれた単語を読むことがルール。早くゴールにたどり着いた方が勝ち。これは、どんなジャンルの単語でもできますし、いろいろなジャンルのものを交ぜて書いてもいいです。  レベルが上がってきたら、センテンスを書いてみましょう。必ず声に出して読むというルールを忘れないこと。
 

英語でカードを書く                              
 
お誕生日や父の日、母の日、敬老の日などには、英語でカードを書いてみる。
〈カードを書くのに参考になるサイト〉 ・『123Greetings』   http://www.123greetings.com
 

さあ、英語学習頑張ろう!」と張り切るのはいいですが、たくさんの教材セットをいっぺんに買うのはお勧めしない。
最初のうちは張り切って使用するでしょうが、買った教材を消化するのに一生懸命になり過ぎて、子どもにもつい無理強いをしてしまうなんてことがあるかもしれません。  また、高いお金を払って買ったら、親も意地になって「使わないともったいない!」と楽しむどころか義務のように感じてしまうかもしれない。

仮に You Tube やテレビ番組で子どもが選んだレッスンの内容が、ご両親の好みでなくても、子どもが喜んで見ているなら、我慢して子どもの好みに合わせる。


○幼稚園児の1日の英語学習スケジュール

朝起きたら幼稚園や保育園に行くまで、英語の歌や放送、CDやDVDを流しておきましょう
。          
これは常に英語が耳に入る環境作りのためなので聞いていなくても構いません。
 

幼稚園や保育園に行く用意ができたら出かけるまで、英語のDVDやYouTubeなどの短いレッスンやストーリー、または歌を見ましょう。
 

幼稚園から帰ったら、また英語はかけ流しておきます。                                        
そして、10分から30分くらい時間を取って、DVDや You Tube などで英語のレッスンや歌、アニメや映画を見ます。1度に1時間レッスンしようとすると、小さい子どもには苦痛になってしまうこともありますから、20分ずつ3回にわけるようなやり方がいいでしょう。朝(幼稚園や保育園に行く前)・昼(幼稚園から帰ってから)・夜(寝る前)の3回か、朝と夜の2回に分けても構いません。自分たちの生活のリズムに合わせてください。

英語プリスクール                                    
英語で保育を行っている幼稚園や保育所と考えるといい。平均すると1日4~5時間くらいそこで過ごし、週に2日から5日まで、通園日数を選べることが多いです。週5日、1日5、6時間で5万~7万円くらいです。
 

子供向けオンライン英語スクール        
リップルキッズパーク   http://www.ripple-kidspark.com/         
 子ども専門のスクールとして、子どものレベルに応じたレッスンやきめ細かいサポートがあります。口コミの評価も高いです。                                  
 QQEnglish Kids   http://www.qqeng.com/campaign/kids/lp.html                                                       子ども専門ではありませんが、子ども向けカリキュラムを開発して、子ども英語にも力を入れ始めています。今後期待できるスクールです。  

キッズアイランド                  http://kids-island.com/                           
キッズスターイングリッシュ   http://www.kids-star.jp 
 

〈オンライン英語スクールを探せる便利なサイト〉  

『オンライン英会話スクール比較サイト子供向け英会話コースありのスクール』  http://eigokoryaku.com/school/school_50_childcourse.html                               
 スクール比較や体験談、英語学習に関する情報も載っていて参考になります。  

『オンライン英会話比較ナビ』の「子供英会話/児英会話コースで比較」   http://blog.livedoor.jp/online_english/archives/21479271.htm

自分が聞き取れないからといって、子どもの発音を矯正したりしてはいけません。正しいのは子どもの発音。             
 耳が母国語にすっかり固まってしまった大人には聞き取れなくても、子どもには日本語にない音もしっかり聞き取れています。子どもは聞いたままを覚え、聞いたまま発音します。それこそがネイティブスピーカーの発音、外国人に通じる英語なのです。

ちょっと練習しただけで、分かるはずだとか、しゃべれるはずというように、目先の成果を要求してはいけません。子どもにすぐに結果を求めると、大きなプレッシャーになってやる気をなくしてしまいますので気をつけましょう。覚えているのかどうか、分かっているのかどうか気になる時は、自分が分からないふりをして尋ねるといいでしょう。 「これ英語でなんて言うんだっけ?」とか「ああ、この意味忘れちゃった。教えてくれる?」という風に、子どもにプレッシャーをかけずに、自信をつけさせるような聞き方を心掛けてください。 
 

■この本を読んだ感想                                        
自分自身が英語出来なくて出来たらいろいろと世界が広がるなぁと思っていたので我が子には英語は早いうちから「勉強」というよりは「遊びの1つ」として捉えて貰えるように環境づくりをしていきたいと思います。まずは英語の歌を聞き流していきたいと思います。